移住する前、北九州でお気に入りだったラーメン店と同じルーツを持つお店「満腹ラーメン」が築上町石堂にある。
そのお店の帰りに、道間違いをして見つけた神社が小原正八幡宮だった。
のどかな道沿いの鎮守の杜が目にとまり、苔むした鳥居や、ユニークな逆立ち狛犬に目を引かれ立ち寄って以来、定期的に訪れている。
神社の隣には時代を感じる木造りの仏像があり、神社から少し先に行けば縄文時代の遺跡「小原不動窟(小原岩陰遺跡)」がある。
小原不動窟は求菩提山と関わりが深く、修験道の修行の場だったとの言い伝えがある。
それについてはまた別の記事で詳しく。
境内には他にも大きなご神木が目を引く。
文化遺産オンラインによれば木はクスノキとイチイガシのようだった。
神社が属すエリアはかつて「角田荘」といって宇佐神宮の荘園であり、神社の創建は宇佐八幡神を勧請したことに由来するそうだ。
小原正八幡神社正面鳥居右側にクスと競合しながら生育する。推定樹齢は150~200年と考えられており、地元では宇佐神宮にあるイチイガシと兄弟木であるとも伝えられている。このことは小原正八幡神社が所在する地域が古くは角田庄と呼ばれる宇佐神宮領に所属しており、小原正八幡神社自体も宇佐八幡を勧請して創建されたことに由来すると考えられる。
文化遺産オンラインより引用
アクセス
〒829-0304 福岡県築上郡築上町小原980