欠けていた歴史の謎の鍵、安曇磯良

宗像大島付近の海
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大分県中津市、周防灘に面した海辺にひっそりと鎮座する闇無浜神社。

その御祭神の一柱である「瀬織津姫」は、謎に包まれた存在でした。

男神と女神、一対の龍神の謎を追っていた自分にとって、男神の竜王とは誰なのか。

徐福ではないか?そう考えていましたが、その答えは意外な場所にありました。

先日訪れた国東の地で見つけた本「宇佐神と安岐郷奈多宮」に、「闇無浜神社の御祭神は、安曇磯良(あづみいそら)である」と書かれていたのです。

この情報こそ、これまで欠けていた歴史のピースを繋ぐ、まさしく「鍵」でした。

海の神として有名な大阪の住吉神社の元社は、博多駅近くの住吉神社。

そしてその住吉神社の元々の御祭神は玄界灘の志賀海神社の安曇磯良であると、本には書かれていました。

私が追っていた謎のうち、ちょうど空白だったエリアです。

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この記事を書いた人

2021年に豊前市へ移住。フォトライターとして、主に福岡県の豊前市・上毛町・吉富町・築上町・みやこ町・行橋市・苅田町、および大分県の中津市・宇佐市・豊後高田市・国東市といった旧・豊の国エリアを活動範囲としています。
カメラを持ってフラッと6時間のカメラ旅に出かけ、このエリアの史跡、神楽、祭りなどを記録し、「日常を離れた歴史の世界」の魅力を発信しています。

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