【豊後高田市上香々地】記憶に残る国東半島の神社「日枝神社」

【豊後高田市上香々地】記憶に残る国東半島の神社「日枝神社」
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大分県は「おんせんけん」と言われるほど質・量共に豊富な温泉に恵まれた土地だ。

その大分県のなかでも国東半島の一部である豊後高田市は、珍しい泉質が多い。

その豊後高田市のなかでも秘湯といわれる「夷谷温泉」に行く途中に、目にとまった鎮守の森と神社。

それが豊後高田市上香々地の「日枝神社」だった。

初めて訪れた時はカメラをもっておらず、本当に適当に、記録のつもりでスマホで撮った。

印象に残ったのはよく見る立体的な仁王像ではなく、フラットな板のような仁王像だった。

【豊後高田市上香々地】記憶に残る国東半島の神社「日枝神社」
2023年3月24日撮影

日枝神社の境内は桜が多く、春の景色はさぞや美しいだろうとずっと気になっていた。

【豊後高田市上香々地】記憶に残る国東半島の神社「日枝神社」

その翌年に、タイトなスケジュールで行った日枝神社。

桜と青空を撮りたかったけど、残念ながら風が強めな曇り空の日だった。

【豊後高田市上香々地】記憶に残る国東半島の神社「日枝神社」
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それでも、豊前市から1時間30分ほどかけてやってきたのだからと、撮れるものは撮っておく。

見るもの、見るべきものはたくさんあるのだからと。

【豊後高田市上香々地】記憶に残る国東半島の神社「日枝神社」

宝暦14年=1764年。

【豊後高田市上香々地】記憶に残る国東半島の神社「日枝神社」

神社の敷地内中央の鳥居の扁額は「山王宮」と刻まれていた。

【豊後高田市上香々地】記憶に残る国東半島の神社「日枝神社」

桜並木と鳥居、狛犬の景色に目が惹かれた。

【豊後高田市上香々地】記憶に残る国東半島の神社「日枝神社」
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愛らしい表情の狛犬。着色がわずかに残っているようだった。

【豊後高田市上香々地】記憶に残る国東半島の神社「日枝神社」

背中に子どもを背負っていた。

【豊後高田市上香々地】記憶に残る国東半島の神社「日枝神社」
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社殿に苔むした石祠。

ここには沢山の歴史が残っている。

見えているものは、ほんの一部のような気になってくる。

【豊後高田市上香々地】記憶に残る国東半島の神社「日枝神社」
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【豊後高田市上香々地】記憶に残る国東半島の神社「日枝神社」

この日は、日枝神社に行く前に、食事をした。

たいへん美味しいお蕎麦と、珍しいそば粉の天ぷらのセットだった。

豊後高田市は蕎麦の産地で、市内に専門店は点在し、認定された蕎麦店では打ち立て、茹でたての蕎麦を食べることができる。

本当は所属しているローカルメディアで旅とグルメの記事にしたかったけど、ローカルメディアがリニューアル作業中で、自分のような外部ライターは記事の作成ができない時期が続き、記事作成ができるようになったのは、桜の季節ではなくなってしまった。

あの通好みの神社を、広く発信できなかったのは心残りであるが、せめてこのサイトで綴っておくことにする。

目次

【豊後高田市上香々地】日枝神社の場所

〒872-1204 大分県豊後高田市上香々地4468

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この記事を書いた人

2021年に豊前市へ移住。フォトライターとして、主に福岡県の豊前市・上毛町・吉富町・築上町・みやこ町・行橋市・苅田町、および大分県の中津市・宇佐市・豊後高田市・国東市といった旧・豊の国エリアを活動範囲としています。
カメラを持ってフラッと6時間のカメラ旅に出かけ、このエリアの史跡、神楽、祭りなどを記録し、「日常を離れた歴史の世界」の魅力を発信しています。

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