豊前神楽のシーズンがやってきました。
今年こそは多くの豊前神楽を目にしたい、撮りたいと考えています。
そのために日程を把握しようとしたことろ、「豊前神楽」としてまとまった情報ページが見つけられなかったので、自分のスケジュール確認用に各団体のリンクをまとめました。
(全国神楽継承・振興協議会のホームページはありました。豊前神楽の一部の日程についてリンクもあり)
※このページは豊前神楽のファンが、自分の神楽観覧のスケジュール確認のためにまとめたページです。正確な情報は神楽の各保存団体の発信や自治体の情報をご確認ください。(そのためのリンクリストです)
移住した豊前市中心に「中津市」「上毛町」「吉富町」「宇佐市」などの情報をまとめておりましたが、調べていくうちに他のエリアでも豊前神楽の情報を見つけたので、「築上町」「みやこ町」「田川市」「行橋市」「北九州市」の豊前神楽の情報を調べながら追加しています。
豊前神楽とは旧豊前国(企救郡、田川郡、京都郡、仲津郡、築城郡、上毛郡、下毛郡、宇佐郡)に伝わる神楽であり、つまり現在では北九州市・田川市・添田町・赤村・行橋市・苅田町・みやこ町・築上町・豊前市・上毛町・吉富町・宇佐市にまたがって伝承されている神楽を指すようです。
こちらのWebサイトによれば、福岡県の34団体、大分県の5団体が平成28年に国指定重要無形文化財「豊前神楽」に指定されたとありますが、各団体がどの団体であるのかの情報が見つけられませんでした。
各行政区、各団体の公式発信をもとに、「豊前神楽」と見当をつけて情報を記載しております。
※最終的な日時の確認は、公式発表(各団体のinstagramやホームページなど)のチェックが確実です。
※カレンダーも登録してみましたが、あくまで自分用のため正確性は保証できませんので、参考にとどめていただけたら幸いです。(9月12日現在、まだ全ての団体から秋の日程が発信されておりません。一部の団体のみカレンダーに情報を登録しています。)
※春開催がメインの豊前神楽もありますが、イベントや定期公演などの情報もありました。
※当記事の情報について、できる限り正確な情報を提供するように努めておりますが、正確性や安全性を保証するものではありません。また、情報が古くなっていることもあります。
掲載された内容によって生じた損害等の責任は負いかねますので、予めご理解のうえ参照いただけますようよろしくお願いいたします。
目次
- 参考記事
- 日程確認用リンク等
豊前市
吉富町
上毛町
中津市
宇佐市
みやこ町
築上町
田川市
行橋市
苅田市
北九州市 - 神楽奉納カレンダー(最終確認は公式情報を)
- 神楽撮影のマナー・心得とは
- 2024年に観覧した神楽
参考記事
豊前神楽は旧豊前国(企救郡、田川郡、京都郡、仲津郡、築城郡、上毛郡、下毛郡、宇佐郡)に伝わる神楽で、福岡県の34団体、大分県の5団体が平成28年に国指定重要無形文化財「豊前神楽」に指定されました。
築上町歴史散歩ホームページから引用
みやこ町を含む旧豊前国地域を中心に分布する神楽を保護し、未来へ伝承していく保護団体「福岡県豊前神楽保存連合会」が、平成28年3月2日に国の重要無形民俗文化財に指定されました。
平成29年4月15日に開催された「福岡県豊前神楽保存連合会総会」において、みやこ町で現在活動している5団体もこの連合会に加入することが決定し、国の重要無形民俗文化財となりました。
みやこ町公式ホームページから引用
全国各地の神楽が途絶えていく中、みやこ町では地域の人々によって守られ、受け継がれている神楽団体が活動しています。
みやこ町では、4月末から5月初旬が「神楽の奉納」の季節です。町内で奉納神楽が見ることができるのは、この時期のみです。人々とのふれあいとベストショットを撮りに各地を訪れてみませんか。終了時刻は深夜を過ぎるところもあります。春の夜はまだ寒いので、防寒の準備もあると万全です。
みやこ町公式ホームページから引用
福岡県東部から大分県北部にかけての旧豊前国には、多くの神楽座があります。神話の天岩戸開きを題材にした演目を中心に構成され、岩戸神楽とも呼ばれています。また、鬼のような御先(みさき)(駆仙)が登場する演目が盛んで、修験道の影響がうかがえる湯立神楽も見られます。こうした特徴的な芸態や上演形態などから、平成二八(二〇一六)年(津野神楽は翌二九年)には、豊前神楽として国指定重要無形民俗文化財に指定されています。この中には、田川地域の大内田神楽(赤村)、津野神楽(添田町)、春日神社岩戸神楽(田川市)が含まれています。各神楽座は、伝承等異なりますがこの地域の貴重な民俗芸能です。
【国指定重要無形民俗文化財(豊前神楽の一つとして)】【市指定】 無形民俗文化財
横代神楽 附 神楽面、関係資料一括
北九州市小倉南区横代南町四丁目3番1号 高倉八幡神社
北九州市ホームページから引用
日程確認用リンク等
豊前市
吉富町
上毛町
2024年9月21日(土)
友枝子ども神楽・唐原子ども神楽・成恒子ども神楽
いぶきフェスティバル
上毛町中央公民館支館(友枝小学校横)
2024年9月28日(土)
唐原神楽講・こども神楽
ゆいきらら とうろう祭り+秋の豊作祭り
中津市
宇佐市
- 十ヶ平神楽
- 日岳神楽社 2024年予定表/全国神楽継承・推奨協議会ホームページ「豊前神楽」
みやこ町
-
上高屋神楽(かみたかやかぐら)(福岡県京都郡みやこ町犀川上高屋地区)
秋は奉納無し → 橘八幡神社 歳旦祭(1月) 神幸祭(5月)
-
鐙畑神楽(あぶみはたかぐら)(福岡県京都郡みやこ町犀川鐙畑地区)
秋は奉納無し → 鐙畑大山祇神社 神幸祭(5月) -
横瀬神楽(よこせかぐら)(福岡県京都郡みやこ町犀川横瀬地区)
秋は奉納無し → 木井神社 神幸祭(5月)/横瀬若宮八幡神社 神幸祭(5月) -
光冨神楽(みつどみかぐら)(福岡県京都郡みやこ町光冨地区)
徳矢神社 秋祭(10月) / 5月もあり -
上伊良原神楽(かみいらはらかぐら)(福岡県京都郡みやこ町犀川上伊良原地区)
秋は奉納無し → 上伊良原 高木神社 神幸祭(5月) -
扇帆神楽(おおぎほかぐら)(福岡県京都郡みやこ町犀川扇谷帆柱地区)
休止中
築上町
第11回 築上町「神楽・民俗芸能祭」
令和6年9月29日(日)10:00~17:00(開場 9:30)
- 赤幡神楽(赤幡神楽保存会)
- 檪原神楽(檪原神楽講)
- 岩丸神楽(岩丸神楽講)
- 小原神楽(小原神楽講) 公式Facebook
- 寒田神楽(寒田神楽講)
- 伝法寺神楽(岩戸見神社岩戸神楽伝法寺保存会)
- 金富神楽(湊金富神楽保存会)
田川市
神待祭 国指定重要無形文化財 春日神社岩戸神楽奉納(毎年開催かは不明)
春日神社岩戸神楽保存会によって、5月の神幸祭、7月の夏越祭、10月の神待祭に奉納。
春日神社ホームページ 春日神社Facebook
行橋市
行橋市公式ホームページで以下の団体が「豊前神楽」と確認。
- 稲童神楽保存会(いなどうかぐらほぞんかい) ふくおか民俗芸能ライブラリー 活動休止?
- 元永神楽保存会(もとながかぐらほぞんかい)
- 道場寺神楽講(どうじょうじかぐらこう) 京築民俗芸能情報
- 今井神楽講(いまいかぐらこう)
苅田町
豊前神楽に指定されているか、行政のページで見つけることができませんでしたが、エリアは旧豊前。
- KANDA天神かぐら団(てんじんかぐらだん)
- 南原神楽講(みなんばるかぐらこう)
- 海龍の杜(新津神楽社中)(かいりゅうのもり あらつかぐらしゃちゅう)
北九州市
横代神楽
高倉神社(10月8日)
北九州市小倉南区ホームページ
神楽奉納カレンダー(最終確認は公式情報を)
日時・時間帯・詳細など最終確認は公式情報でご確認ください(PCでの閲覧推奨)
神楽撮影のマナー・心得とは
初めて神楽の撮影に行く方は、クロスロードふくおかの「神々の舞が暮らしに息づく『神楽の里』、京築神楽がスゴイ!」を一読しておくと、更に理解が深まります。おすすめの記事。
以下引用させていただきました。
初めての方へ 奉納神楽鑑賞の心得
・神楽は地元の氏子さんが神々に感謝し、家内安全を祈って奉納するものです。見学にあたっては、地元の方々にご迷惑が掛からないようにお願いします。
・写真を撮影する際は、フラッシュの使用・過度なシャッター音や視界を遮る等の行為はご遠慮ください。特に三脚を使った撮影は、他のお客様のご迷惑にならないようご注意願います。
・奉納神楽は夜遅くまで行われます。夜は冷えますので、調節ができる服装で鑑賞しましょう。
・鑑賞の際は、折り畳みの椅子等があると便利です。
クロスロードふくおかから引用
私は神楽講の方にひとこと「写真を撮って、SNSやWebサイトでご紹介してもよいでしょうか?」とお尋ねしています。今まで快く「もちろんいいですよ!」と仰っていただくことばかりでした。
初めてで不安な方は、神楽をカメラで撮影している神楽写真愛好家の方々に話しかけてみてもよいかもしれません。
神楽についてや、演目などを教えていただけることも。
2024年に観覧した豊前神楽
※このページは豊前神楽のファンが、自分の神楽観覧のスケジュール確認のためにまとめたページです。
正確な情報は神楽の各保存団体の発信や自治体の情報をご確認ください。(そのためのリンクリストです)