【岐阜県】謎の御祭神「瀬織津姫」を祀る神社リスト

【岐阜県】謎の御祭神「瀬織津姫」を祀る神社リスト

古来より、日本各地には数多の神々が祀られてきました。

しかし、その中には、歴史の表舞台から姿を消し、ひっそりと隠された存在として語り継がれてきた神様もいます。その代表格こそが、瀬織津姫(せおりつひめ)。

瀬織津姫は、水の神、滝の神、祓(はらい)の神として、古来より人々の穢れを清め、厄災を祓う力を持つと信じられてきました。

しかし、その名前が記紀神話から消されたり、他の神様の影に隠されたりしてきた経緯は、今なお多くの歴史愛好家が謎として追っています。

 

「なぜ、その存在は隠されたのか?」

 

今回は、その謎解き旅の一環として、岐阜県内で瀬織津姫が祀られているとされる神社をリスト化しました。

自分のメモ代わりでもありますが、よろしければご参考にどうぞ。

*滝神社

〒501-3786 岐阜県美濃市乙狩2218

参考書籍には「美濃市乙狩クエクテ2218」と記載。

HP:https://www.gifu-jinjacho.jp/syosai.php?shrno=2494

HPに「古い神明帳には赤瀧明神とある。高賀六社の一社であり、他の五社とともに瓢ケ嶽の妖魔を退治した藤原高光公の創祀になる神社でその後高光公の三男藤原高経権守が金峰神社を尊崇守護した。本殿を虚空蔵堂といって、修験道色の強い神社であった。」と記載。

GoogleMapの投稿画像で「春日灯篭」に似た石灯籠を確認。

 

 *川神神社

〒505-0301 岐阜県加茂郡八百津町八百津4031

HP:https://www.gifu-jinjacho.jp/syosai.php?shrno=369

参考書籍で「加茂郡八百津町八百津東橋」と記載している神社と推定(橋の位置から)。

そばに木曽川が流れる。

GoogleMapのクチコミに「遷座記念碑によると、新八百津橋架設のため、川神神社は宝永七年(1710年)金刀比羅神社は文化四年(1807年)津島神社は以前から町内の辻に立てられていましたが、川神神社遷座に伴い境内に移設。兼山発電所建設により、ダムの浸水区域となったため、一段高い場所に遷座されたが、新八百津橋架設のため、再び遷座されたとなっています。」と記載。

 

 *川神神社

〒505-0301 岐阜県加茂郡八百津町八百津2995−1 南宮神社(境内社)

参考書籍には「加茂郡八百津町八百津南森」と記載。

 

 

 *水神神

〒509-0305 岐阜県加茂郡川辺町西栃井

そばに「飛騨川」が流れる。

 

 *野宮神社

〒502-0908 岐阜県岐阜市近島1丁目2−1

参考書籍には「岐阜市近嶋829−1」と記載。

見つからなかった神社

*川神神社

加茂郡八百津町八百津宮ノ越 八幡神社(境内社)

 

*川神神社

加茂郡八百津町八百津小船

他のエリアで瀬織津姫が祀られている神社を探す


参考書籍について

円空と瀬織津姫 上巻 北辺の神との対話

※書籍内の「瀬織津姫神全国祭祀社リスト」を参考にしておりますが、このリストは「神社本庁・各神社庁の資料、および各市町村史(誌)等を参考に、原則として『瀬織津姫』と祭神表示してまつっている神社に限定して掲載」しているそうです。(=天照大神荒魂・八十禍津日神・祓戸大神等の異称表記は除いておられる)

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