
古来より、日本各地には数多の神々が祀られてきました。
しかし、その中には、歴史の表舞台から姿を消し、ひっそりと隠された存在として語り継がれてきた神様もいます。その代表格こそが、瀬織津姫(せおりつひめ)。
瀬織津姫は、水の神、滝の神、祓(はらい)の神として、古来より人々の穢れを清め、厄災を祓う力を持つと信じられてきました。
しかし、その名前が記紀神話から消されたり、他の神様の影に隠されたりしてきた経緯は、今なお多くの歴史愛好家が謎として追っています。
「なぜ、その存在は隠されたのか?」
今回は、その謎解き旅の一環として、香川県内で瀬織津姫が祀られているとされる神社をリスト化しました。
自分のメモ代わりでもありますが、よろしければご参考にどうぞ。
*日向神社
〒761-0701 香川県木田郡三木町池戸1383−2 八幡神社(境内社)
そばに「新川」と、「男井間池」「女井間池」がある。
GoogleMapの投稿画像で「右三つ巴紋」を確認。
GoogleMapの投稿画像で「春日灯篭」を確認。
GoogleMapの投稿画像で「鯱」を確認。
当サイトで追ってきたキーワードのうち「木」「瀬織津姫」「川(水)」「男女一対」「右三つ巴紋」「春日灯篭」「鯱」と複数合致。
*落合神社
〒766-0204 香川県仲多度郡まんのう町勝浦字長谷2349
HP:https://jinja-net.jp/jinjacho-yamaguti/jsearch3yamaguti.php?jinjya=6882
「土器川」ともう一つの川の間。
*祓戸神社
〒766-8501 香川県仲多度郡琴平町892−1 金刀比羅宮(境内社)
HP:https://www.konpira.or.jp/?stageID=hp_home&language=JAPANESE
GoogleMapの投稿画像で「春日灯篭」に似た金属製の燈籠を確認。
*滝宮神社
HP:https://kagawakenjinjacho.or.jp/shrine/%E7%80%A7%E5%AE%AE%E7%A5%9E%E7%A4%BE/
御祭神:瀬織津姫命、須佐之男命
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参考書籍について
※書籍内の「瀬織津姫神全国祭祀社リスト」を参考にしておりますが、このリストは「神社本庁・各神社庁の資料、および各市町村史(誌)等を参考に、原則として『瀬織津姫』と祭神表示してまつっている神社に限定して掲載」しているそうです。(=天照大神荒魂・八十禍津日神・祓戸大神等の異称表記は除いておられる)
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