
北部九州・かつての「豊の国」には、歴史の教科書には載らないような、神秘的な場所が数多く存在します。
今回は、大分県宇佐市安心院町(あじむまち)にひっそりと佇む、謎多きストーンサークル「佐田京石(さだきょういし)」をご紹介します。
まるで天を突くようにそびえる巨石群は、一体いつ、誰が、何のために並べたものなのでしょうか?
宇佐市「佐田京石」の概要と歴史の謎


宇佐市安心院町の米神山(こめかみやま)の麓に位置する「佐田京石」は、高さ2mから3mにもなる柱状の巨石が、特定の配置で並べられた神秘的な遺跡です。
周辺にも同様の巨石が点在しており、地域全体が古代の聖地であったことを物語っています。
この巨石群が何のために作られたのかについては、現在も様々な説があり、その謎が訪れる人々の好奇心を掻き立てています。
- 古代の祭祀(さいし)遺産: 神を祀るための儀式を行った場所ではないかという説。
- 鳥居の原型: 神社の入り口にある鳥居の、初期の形だったのではないかという説。
- 仏教の経石(きょうせき): 仏教の経典を刻んだ石ではないかという説。
これらの説は、佐田京石が太古の時代から、人々の信仰と深く結びついていたことを示しています。

佐田京石が「パワースポット」「ミステリースポット」と呼ばれる理由


なぜ佐田京石は、多くの人を惹きつけるパワースポットやミステリースポットとして注目されているのでしょうか?
その理由は、巨石群が放つ圧倒的な存在感と、説明のつかない配置にあります。
巨大な石が規則的に並べられている様子は、古代人が自然の力を借りて、何らかの意図を持って造り上げたことを強く感じさせます。
実際に現地を訪れると、まるで異世界に足を踏み入れたかのような、独特な静寂さがありました。
石の配置が、空の星の動きや、大地のエネルギーの流れに関係しているのでは、と想像すると、その謎はさらに深まります。
特に、ストーンサークルから道路を挟んだ駐車場の場所からは、豊後富士と呼ばれる美しい「由布岳」が見えたこと。
古代の人々がこの由布岳の姿を意識して、石を配置した可能性はあるのかもしれません。
宇佐市安心院町にある米神山の麓に位置する『佐田京石』は、高さ2mから3mもある柱状の巨石が何かの方式に習って並び、天に向かって立っています。
祭祀遺産なのか、鳥居の原型なのか、仏教の経石なのかと様々な説がある『佐田京石』ですが、周辺にも同じような巨石が林立しており、パワースポットやミステリースポットとして注目を集めている場所です。
毎年3月に開催されるイベント「巨石祭」では、米神山の登山会が行われます。
宇佐市観光公式サイトから引用



佐田京石の場所・アクセス
宇佐市安心院町佐田
整備された無料駐車場あり。
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