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牛頭天王の総本宮「廣峯神社」が姫路に鎮座する謎:藤原氏(中臣氏)と龍神信仰の交点か?
古代史の謎 · 2025/07/02
疫病除けの神として知られる牛頭天王(ごずてんのう)の総本宮、廣峯神社(ひろみねじんじゃ)が、なぜ兵庫県姫路市に鎮座するのか_ それは素朴な疑問でした。 素朴な疑問に対して、なかなか応えてくれる本が見つかりません。 今回も自分の個人的な想像ではありますが、これまで調べたキーワードから考察してみます。
句句廼馳(久久能智)神を祀る神社(GoogleMap)
古代史の謎 · 2025/06/30
日本の古代史、特に記紀神話の背後に隠された神々の足跡を追う「豊のくにあと」。 今回は、木の神とされる句句廼馳神(久久能智神)に焦点を当て、全国に点在するその神を祀る神社をGoogleMap中心に調べてみました。

Googleマップで紐解く「木花咲耶姫」の謎:火と水を繋ぐ「木」の女神と隠された系譜
古代史の謎 · 2025/06/26
北部九州エリアの史跡巡りをして生じだ素朴な疑問を「謎」として追っています。 先日、「富士に隠された神々?『木』の系譜を辿る」という記事を書いて、これまで見つかっていたキーワードからまた新たに繋がりを示唆しているように感じられました。...
豊の国に隠された「木」の秘密?藤原氏と消された神々の系譜から浮かぶ謎
古代史の謎 · 2025/06/24
史跡巡りをして、神社の由緒書きを見たり、地図を見ていくうちに、地名や神社名などが、現在のものと違うケースがあることに気付きました。 「乙比咩(おとひめ)」が「乙咩(おとめ)」に、「貴船神社」が元は「木舟神社」だったりと。...

中臣氏は九州「弓前」がルーツ?【宇都宮氏と月弓命が繋ぐ古代の祭祀】
古代史の謎 · 2025/06/21
中津城で非業の死を遂げた宇都宮鎮房(うつのみや しげふさ)。 その祖は、日本の歴史を動かした藤原氏に連なります。 そして、藤原氏の源流である中臣氏(なかとみうじ)が、実は九州の地にルーツを持っていたかもしれないという情報が見つかりました。 今回注目したのは、萩原継男氏の著書『中臣氏はどこから来たのか?』で語られる一節です。
藤原氏のルーツは中津(九州)に?【中臣氏と宇都宮氏が語る古代豊前の謎】
古代史の謎 · 2025/06/20
大分県の中津城で悲劇的な最期を遂げた戦国武将、宇都宮鎮房(うつのみや しげふさ)。 その祖先を辿ると、日本の歴史を語る上で欠かせない一大勢力、藤原氏に行き着きます。 しかし、この藤原氏、元々は「中臣氏(なかとみうじ)」と呼ばれていました。...

【藤原氏と右三つ巴紋】宇都宮氏の「祓」と鶴姫伝説が語る古代の記憶
古代史の謎 · 2025/06/16
日本の神社の社紋に隠された謎を追っていくうちに、意外な歴史の繋がりが見えてきました。 こちらの記事では、福岡県の神社で発見した「春日灯籠」が、遠く奈良の春日大社、藤原氏、そしてこれまで追ってきた「祓(はらい)」というキーワードがつながったことをお伝えしました。
鹿と雲と月が刻まれた「春日灯篭」って何?
古代史の謎 · 2025/06/15
春日灯籠(かすがとうろう)は、日本の石灯籠の中でも特に有名で、美しい造形と歴史の深さを持つ様式です。 その名の通り、奈良の春日大社(かすがたいしゃ)が発祥の地とされています。

【謎多き石灯籠】福岡の神社で見つけた「鹿・雲・月」春日灯籠が繋ぐ古代の記憶
古代史の謎 · 2025/06/14
ある日、福岡県の古墳群近くにある神社を訪れたときのこと。 境内で見つけた石灯籠に、ふと目が留まりました。 そこに刻まれていたのは、「鹿」「雲」「月」──どこかで見たような、見覚えのある意匠です。 自宅に戻って調べてみると、それは奈良・春日大社ゆかりの「春日灯籠(かすがとうろう)」の特徴と酷似していました。...