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【国東半島】六郷満山「薬師如来信仰」の根源:宇佐神宮が結ぶ古代の系譜
古代史の謎 · 2025/07/05
歴史の面白さは、遠い過去の出来事が、今を生きる私たちと一本の線でつながる瞬間にあります。 私の歴史の謎めぐりは、まさにその「つながり」を追い求めてです。 今回、大分県国東半島にある六郷満山(ろくごうまんざん)の初期信仰に関する公式情報で、また新たなつながりを 知ることができました。 Webサイト「日本遺産...
熊野磨崖仏に隠された「薬師如来」の謎:牛頭天王と消された信仰の系譜
古代史の謎 · 2025/07/03
古代信仰の深層に隠された「上書きされた歴史」の痕跡を追い続けています。 今回、大分県豊後高田市の熊野磨崖仏(くまのまがいぶつ)にある大日如来像が、元々は薬師如来であったことについて、詳しくお伝えします。 これは、疫病除けの神である牛頭天王、そして私が追っている「一対の神」の謎をつなげてくれたものです。

熊野磨崖仏と「滝宮」の謎:国東半島と「木の国」熊野を結ぶ水神信仰の系譜
古代史の謎 · 2025/07/03
「豊のくにあと」の探求は、日本の古代信仰の深層に迫る旅を続けています。 今回は、大分県豊後高田市にそびえる熊野磨崖仏(くまのまがいぶつ)を起点に、国東半島の熊野信仰、そして各地で「消された」痕跡が見られる「滝宮」と「牛頭天王」の繋がりを新たな視点から追ってみます。...
宇佐神宮に隠された原初信仰の謎:「男神と女神」そして北部九州に根差す「双子」の神々【仮説検証】
古代史の謎 · 2025/06/30
日本の古代史の謎を追う中で、記紀神話には深く語られない、あるいは意図的にその存在が曖昧にされた神々の足跡を探し続けています。 特に「水」「火」「木」「雲」「龍」そして「鹿」といったキーワードが、様々な地で意外な形で繋がりを見せてきました。 今回、それらのキーワードが、九州最大の神社である宇佐神宮の、さらに深い歴史へと誘います。...

鬼と龍の祭り:姫路と国東半島に共通する「鬼会」の謎【牛頭天王と荒神信仰の系譜】
古代史の謎 · 2025/06/21
日本の各地には、恐ろしい姿をしながらも、実は五穀豊穣や無病息災を祈る「鬼」の祭りが伝わっています。 中でも、姫路と国東半島に残る「鬼会(おにえ)」と呼ばれる祭礼には、奇妙な共通点と、古代の神々や疫病鎮静にまつわる深い謎が隠されているように思えます。...
【金毘羅信仰のルーツを探る】風と雲を司る神「金毘羅様」と古代信仰の繋がり
古代史の謎 · 2025/06/16
「こんぴらさん」として親しまれ、海の神様として多くの船乗りたちに信仰されてきた金毘羅様。 しかし、こちらの記事で豊後高田市の文化財室の方から伺った話、そしてその後の史跡巡りで、意外な事実に直面しました。 金毘羅様は、実は「風と雲の神様」としての側面を強く持っていたというのです。...

【国東半島・六郷満山】六所権現って何?天念寺と無動寺、火と水の神さまの話。
古代史の謎 · 2025/06/15
昔の日本では、神さまと仏さまをいっしょに信じていた時代がありました。 その中で「六所権現(ろくしょごんげん)」という考え方が生まれます。 これは、六柱の神さまをひとまとめにして、おまつりするスタイルのこと。 お寺や神社だけでなく、山で修行する人たち(修験者)にも大切にされてきた信仰です。...
八大龍王=瀬織津姫?天念寺と無動寺の六所権現から見える神仏習合の謎
古代史の謎 · 2025/06/14
国東半島の山間にひっそりと佇む六郷満山寺院・天念寺。 そこは毎年旧暦1月7日に行われる奇祭「修正鬼会(しゅじょうおにえ)」の舞台として知られる神仏習合の跡が色濃く残っています。

【豊後高田市】六郷満山最大の寺院と呼ばれた馬城山伝乗寺跡地の西側の山は「喜久山(きくやま)」、かつては「菊山」
古代史の謎 · 2025/06/04
豊後高田市の真木大堂に行くと、本堂の裏側から階段の入口があります。
ZINEの新作「あめつちと花」の内容確認に両子寺へ
ライターの小部屋 · 2025/06/02
仕事以外で撮りためていた写真を、この春、ZINE(ジン)という小冊子の形にして制作・販売を始めています。 1作目は国指定無形重要文化財にも指定されている豊前神楽のフォトエッセイ、2作目が国東半島への仏像撮影のフォトエッセイ、3作目は友人とワンコの写真集、4作目は史跡巡りの際に遭遇した花の写真集です。

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