【宮城県】謎の御祭神「瀬織津姫」を祀る神社リスト

【宮城県】謎の御祭神「瀬織津姫」を祀る神社リスト

古来より、日本各地には数多の神々が祀られてきました。

しかし、その中には、歴史の表舞台から姿を消し、ひっそりと隠された存在として語り継がれてきた神様もいます。その代表格こそが、瀬織津姫(せおりつひめ)。

瀬織津姫は、水の神、滝の神、祓(はらい)の神として、古来より人々の穢れを清め、厄災を祓う力を持つと信じられてきました。

しかし、その名前が記紀神話から消されたり、他の神様の影に隠されたりしてきた経緯は、今なお多くの歴史愛好家が謎として追っています。

 

「なぜ、その存在は隠されたのか?」

 

今回は、その謎解き旅の一環として、宮城県内で瀬織津姫が祀られているとされる神社をリスト化しました。

自分のメモ代わりでもありますが、よろしければご参考にどうぞ。

*瀬織津姫神

〒988-0582 宮城県気仙沼市唐桑町東舞根

GooleMapの投稿画像で「紀州熊野神 室根山勧請の路」と書かれた柱を確認。

そばに川が流れる。

 

 

湯沢神社

〒989-5381 宮城県栗原市栗駒鳥沢不動堂173 新山神社(しんざんじんじゃ)(境内社)

HP:https://miyagi-jinjacho.or.jp/jinja-search/detail.php?code=310020628

近くに川と「不動の滝」。
GoogleMapの投稿画像で「春日灯篭」を確認。

 

 

 

荒雄川神社

〒989-6405 宮城県大崎市岩出山池月上宮宮下12

HP:https://miyagi-jinjacho.or.jp/jinja-search/detail.php?code=310020459

そばに「江合川」が流れる。
GoogleMapのクチコミに「由緒書によると、養老4年(720年)に創建されたという。

玉造郡に鎮座する式内社三座のうちの一つである。鳴子温泉郷の鬼首温泉に鎮座する荒雄川神社と対になっており、岩出山池月の荒雄川神社は「里宮(里の宮)」、鬼首温泉の荒雄川神社は『嶽宮(奥の宮)』と呼ばれており、奉斎する宮司社家もそれぞれ別である。」と興味深い記載あり。

 

 

大崎神社

〒989-6227 宮城県大崎市古川大崎名生小舘68

HP:https://miyagi-jinjacho.or.jp/jinja-search/detail.php?code=310010119

HPに「現在の神社は、貞和5年(1349)創建と伝えられる伏見本屋敷に鎮座の村社三十六所神社に、旧大崎村内の各神社(愛宕神社・宝龍神社・稲荷神社・白山神社)を明治41年に合祀し、さらに翌明治42年には熊野神社社地に三十六所神社の社殿を遷座、同時に熊野神社を合祀して、大正7年に村社大崎神社と改称したものである。三十六所神社は、昔の玉造川(現荒雄川・江合川)の川筋三六か所に祀った神社の一つといわれ、合祀以前は現在の土渕集落の十字路の元農協倉庫の場所に鎮座していた。」と興味深い記載あり。

近くに「名生熊野堂」という地名あり。

 

*八幡神社(合祀)

〒981-3322 宮城県富谷市今泉八幡下62

HP:https://tomiya.jinja.website/

そばに「沼田川」が流れる。

 

 *関所神社(関所明神)

〒989-3213 宮城県仙台市青葉区熊ケ根関一番66

そばに「沼田川」「和光院不動尊堂」。

 

見つからなかった神社

 *御不動尊神社

鶴岡市上名川字祝44 新山神社(境内社)
GoogleMapやネットで該当の住所を見つけられなかった。

参考書籍について

円空と瀬織津姫 上巻 北辺の神との対話

※書籍内の「瀬織津姫神全国祭祀社リスト」を参考にしておりますが、このリストは「神社本庁・各神社庁の資料、および各市町村史(誌)等を参考に、原則として『瀬織津姫』と祭神表示してまつっている神社に限定して掲載」しているそうです。(=天照大神荒魂・八十禍津日神・祓戸大神等の異称表記は除いておられる)

瀬織津姫関連記事

「貴船神社」と「瀬織津姫」そして「水の神・龍神」との関係について考察を進めています。

 

瀬織津姫と深く関係している?牛頭天王(スサノオ)と瀬織津姫の関係について考察しています。

 

六郷満山の初期は「薬師如来」を祀る霊場でした。

 

歴史の謎の記事をまとめて読むにはこちらから。

こんな記事もおすすめです

心と体がととのう鎮守の杜歩き。豊の国エリアには多くの鎮守の杜があります。

宇佐市安心院町の知る人ぞ知る、妻垣神社の広大な杜歩きはこちらから

 

豊前神楽の保存団体のひとつ「友枝神楽」。暑さが厳しかった秋の熱演