
移住した豊前は神楽が盛んな地域でした。
豊前神楽、国指定無形重要文化財。
ただし「豊前」が付くからといって、現在の「豊前市」だけの神楽ではありません。
「豊前神楽」は、福岡県と大分県にまたがる多くの地区で継承され「福岡県豊前神楽保存連合」と「大分県豊前神楽保存連合」が豊前神楽の団体として活動しています。
友枝神楽講も豊前神楽保存連合会に加入し国指定重要無形文化財の指定を受け、上毛町(福岡県)・吉富町(福岡県)・中津市(大分県)を中心に年間20ヵ所で奉納しているそうです。
豊前市だけでなく、他のエリアも豊前神楽ならぜひ見てみたい。
福岡県上毛町を拠点とする「友枝神楽講」のinstagramでその活動を拝見していました。
2024年秋の神楽シーズンの始まりに、大分県宇佐市の神社で奉納されると知り、行ってみることにしました。
奉納される神社は友枝神楽講のinstagramの投稿によれば「武領地区」の若宮社・稲荷神社・貴布禰神社でした。
GoogleMapでも確認すると、合祀されたのか、神社の名前は3つあるものの、地図上では一箇所を指していました。
行けば分かるでしょうと、家人に送ってもらい、神社へ。

9月上旬とはいっても真夏の暑さの中で全力の素晴らしい舞に目を奪われ、シャッターを切った。
あまりのスピードに自分の手持ちのズームレンズではブレが出て、ISOをかなり上げて対処した。
神楽殿だと、太陽の角度によっては暗い時もある。
明るい単焦点レンズも持ってくるべきだった。
それに舞の流れを知っておかなければシャッターチャンスを逃す。
神楽写真愛好家の方々から聞く「次こそはもっとちゃんと撮りたい」と気がつけばハマる沼とはこのことか。






































アクセス
〒872-0103 大分県宇佐市 武領地区
豊前神楽の記事
福岡県上毛町垂水の八坂神社にて。唐原神楽の奉納。舞手も観客も笑顔。
福岡県豊前市上川底の貴船神社にて。大村神楽講の奉納。里の人たちが待ち望む日。
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リンク
友枝神楽講の最新情報はインスタグラムでご確認ください。