闇無浜神社は中津城から徒歩20分と、市街地近く、そして「闇無浜」の言葉どおり、海の近くにある由緒ある神社。
かつて闇無浜は竜王浜という名前だったようで、「竜王町」という住所に由来が残っている。
以前一度訪れたことがあり、その後、蛎瀬神楽(かきぜかぐら)奉納が行われていることを知り、行きたいと思っていた。
中津市の近くの豊前市に移住して4年目となって、ようやく見に行くことができたのは、10月24日の土曜日。
特に何も考えずに16時30分ごろに到着したら、17時から夕食で、18時から再開予定とのことだった。
神楽初心者の自分は未だタイムスケジュールがよく分かっていないが、神楽奉納は基本的に長時間行われる。
たまに「昼から深夜」なんてスケジュールも見るほどだ。
生身の人が舞うのだから、食事も休憩も必要なわけで、神楽観覧をする際は、そのあたりも考慮したいところだ。
時間がなく、30分ほどしか観覧できなかったが、少ないながら写真と動画を撮っておいた。
ちょうど鬼が子どもたちに「ガオーーー」と迫っている場面で、子どもたちは大泣き、かつて子どもであったであろう大人たちは笑顔。
舞う人も見る人も、いい表情をしていた。(泣く子ども以外)
神楽を見て育った人たちは、祖父母や父母、子どもに孫、親戚、幼馴染とこの記憶を共有できるのかと思うと、なんとも贅沢な時間の使い方だと思った。
動画
闇無浜神社の場所
〒871-0091 大分県中津市竜王町447